「僕はもう疲れたよ」
by ネロ 『フランダースの犬』
世界名作劇場の中でも感動の大作(?)から台詞を取り出すとは、自分も漢(おとこ)だなぁ、と思いつつ。
まぁ、たいていの人が知っているので、説明もいまさらって気持ちが多いのですが、
『フランダースの犬』最終話で、つかれきった体を押して聖堂まできて、
自分が見たかった絵を見たネロが、
追いかけてきたパトラッシュにつぶやいた台詞、なわけです。
せめて人に言えよとか、
十代の子供の台詞じゃねーよとか
そんな、
大人気ない突っ込みはしません。
いくら私だって。場所はわきまえてます。
が、
この台詞、
使えるなって思ったのはきっと私だけじゃないでしょう。
絶対あの当時日本中で使ってましたよ、この台詞。
学校で、
「○○ちゃん、掃除手伝ってよ」
「僕はもう疲れたよ(笑)」
部活で
「○○! なにちんたら走ってるんだ。ほらあと外周二週!」
「僕はもう疲れたよ(泣)」
会社で
「○○君! もう一軒行こう。な?」
「僕はもう疲れたよ(怒)」
う〜ん。さすが世界のお話だ。
万能。
この台詞の最大の弱点は、
この台詞言ったところで状況は変わらないってことだ(泣)