「いまを生きる」

上映時間 128分
製作国 アメリカ
製作会社 タッチストーン
公開情報 TS=WB
初公開年月 1990/03
ジャンル 青春/ドラマ

監督:
ピーター・ウィアー Peter Weir
製作:
スティーヴン・ハーフ
ポール・ユンガー・ウィット Paul Junger Witt
トニー・トーマス Tony Thomas
脚本:
トム・シュルマン Tom Schulman
撮影:
ジョン・シール John Seale
音楽:
モーリス・ジャール Maurice Jarre
楽静的点数
82/100
出演:
ロビン・ウィリアムズ Robin Williams
イーサン・ホーク Ethan Hawke
ロバート・ショーン・レナード Robert Sean Leonard
ジョッシュ・チャールズ Josh Charles
ゲイル・ハンセン
ディラン・カスマン Dylan Kussman
アレロン・ルッジェロ
ジェームズ・ウォーターストン James Waterston
ノーマン・ロイド Norman Lloyd
カートウッド・スミス Kurtwood Smith
ララ・フリン・ボイル Lara Flynn Boyle





かなり古い映画だけどね。これはいいよ本当に。


まぁ、簡単に言えば厳しすぎる学校生活の中に、
規則に縛られずに生きることを教える先生が現れ、
それに影響を受けて、生徒たちが変わっていくっていう












……まぁ、












金八先生の逆バージョン?
ってわけでもないんだろうけどねえ。











ていうか誰が悪いともいえない作品だから、
結構みていて
全体的に辛いものがあるかもしれない。


笑うために見るもんじゃないし。まあ、
青春? 

そんな
青臭さを全体的に受けることは確かだろう。













そして、その中で一番私が強調したいこと、









リチャード・キャメロンよ。
お前はえらい。










映画を見れば、彼のことはすぐにわかる。
熱血的な教師がみなを変えていく中、
一人冷静に(冷めた目で)物事に対処し、

詩を作るのびのびとした感情もなく、


自由に動くということを知らず、



親から言いつけられた己の夢(?)のみに向かって黙々と進む。


そして、
友まで売る。そんな男だ。










この汚さが男だね。











ラストまで、彼は映画の初めからあった「自分」を貫き通した。


たぶん









彼はその後ハブられるだろう。









目に浮かぶようだ。





仲間を売ったと無視されるリチャード。



冷たい男だと貶されるリチャード。









私はそんなリチャードが大好きだ。














どんな状況でも自分を変えない(たとえ貶されようと)








これは
以外の何者でもない。











確かに悪い面もある。




だが、




そんなのは
彼の
男気だけで粉砕だ。












青臭く、そして男気のある映画。











あえて言おう。













ビデオパッケージの和やかさに騙されるな(泣き)