「シックス・センス」
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監督: M・ナイト・シャマラン M. Night Shyamalan 製作: フランク・マーシャル Frank Marshall キャスリーン・ケネディ Kathleen Kennedy バリー・メンデル Barry Mendel 製作総指揮: サム・マーサー Sam Mercer 脚本: M・ナイト・シャマラン M. Night Shyamalan 撮影: タク・フジモト Tak Fujimoto 音楽: ジェームズ・ニュートン・ハワード James Newton Howard |
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楽静的点数 78/100 |
出演: ブルース・ウィリス Bruce Willis ヘイリー・ジョエル・オズメント Haley Joel Osment トニー・コレット Toni Collette オリヴィア・ウィリアムズ Olivia Williams トレヴァー・モーガン Trevor Morgan ドニー・ウォールバーグ Donnie Wahlberg グレン・フィッツジェラルド Glenn Fitzgerald ミーシャ・バートン Mischa Barton M・ナイト・シャマラン M. Night Shyamalan |
ラストに「やりやがったなぁ!」と叫びかけた。
映画の始めに提示される謎の存在が一気に解決した瞬間のことだ。
この映画はずるい。
「人を驚かすためだけに作られた」などとは到底言うつもりはない。
作品の中核は、あくまで「シックス・センス」を持つ少年(コール・シアー)と、
精神科医(マルコム・クロウ)の心の交流だ。それはいい。
コール役であるハーレイが日本の子役真っ青のすばらしい演技をして、
両者に存在する緊張感を盛り上げてくれる。
彼の演技に比べたら、日本の子役なんて
広告用モデルに毛が生えたようなものだ
(まあ実際そのとおりだろうが)
だが、
しかし問題は精神科医、マルコムのほうだ。
気づけよ。
二年も経ってますぜ旦那。頼むよ本当。
それが映画のためとはいえさぁ……二年も経てば赤子もしゃべりだすって。
そして、
こんな奴に依頼書送るなよ精神科医組合。
そこまで困ってたのかよ……
ネタ晴らしになるのでこれ以上いえないのが非常〜に辛い。
まぁ、とはいえ映画自体は非常によくできている。何せ不可解な謎を映画中に配列し、
「実はこれはこんな意味があったんだよぉ」と後で視聴者に知らせようという魂胆まであったくらいなんだから。
だが、あえて言おう。
ビデオ出した後、あえて「完全版」という名のDVDを出すのはやめてください(泣き)