「アダムスファミリー」
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監督: バリー・ソネンフェルド Barry Sonnenfeld 製作: スコット・ルーディン Scott Rudin 製作総指揮: グレアム・プレイス Graham Place 脚本: キャロライン・トンプソン Caroline Thompson ラリー・ウィルソン 撮影: オーウェン・ロイズマン Owen Roizman 音楽: マーク・シェイマン Marc Shaiman |
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楽静的点数 70/100 |
出演: アンジェリカ・ヒューストン Anjelica Huston ラウル・ジュリア Raul Julia クリストファー・ロイド Christopher Lloyd ダン・ヘダヤ Dan Hedaya エリザベス・ウィルソン Elizabeth Wilson ジュディス・マリナ Judith Malina クリスティナ・リッチ Christina Ricci ジミー・ワークマン カレル・ストリッケン Carel Struycken |
金曜ロードショウに毎年必ずといっていいほど登場する
和訳映画の決定版とでもいうべきだろうか。
というかこの映画は私は翻訳版しか見たことがない。
だからか、私の中ではアダムス一家は日本語をしゃべっているわけです。
ていうか、いまさら字幕版なんて見る気ないし。
この作品と、もう一つ「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズは、
翻訳版しか見たことないって日本人が多いんじゃないかな?
だからきっと、皆さんの頭の中でも、
ゴメスやモーティシアは日本語喋ってません?
だからこそ、私はあえて言いたい。
日本のビデオ製作会社よ。
アダムスファミリーの映画バージョンと、ドラマバージョンの、
声優が違うって言うのはどういうことだ!?
ややこしくなっちゃうじゃないか。
まぁそれはともかくこの映画の最大の見所はやはり
家族のむちゃくちゃが当然。ってところでしょう。
朝っぱらから人の家にゴルフボール飛ばしたり。
なぜか拷問道具が家の中にあったり
もうこの一家全員
変態だよね。どう見ても。
そして、この一家の中に普通の人が入ってきて騒動を引き起こす。
もしくは、この一家が普通の社会に行って混乱を生む。
というのがシリーズの当たり前な話の流れになっている。
さて、
この映画で一番注目したいのは、
やはりゴメスの変わりようでしょう。
いやぁ、この漢ってば
本当人間の腐ったような性格だし。
てか、腐るし。
親父としての役割もダメ。
調子いいときは、タバコふかして余裕なのに、
逆境になると、途端寝込む。
てか、シリーズとおしてこれだからね……
なおかつ、ドラマバージョンのゴメスはバカすぎて哀愁漂うものがあるし。
ああ、ゴメス。
ある意味あなたは漢だ(爆
まぁ、奥さんのために命をかけるのはすばらしい。とフォローを入れておこう。
んで、気になるのはね。ハンドだね。
あの身のこなし。
モーティシアがピンチの時には、
素晴らしい運動能力で主の元へ行き、
なんと、モールス信号で意思を伝える。
(このネタはモールス信号が廃止された今の時代、
あと十年程でチビッコは理解できなくなるだろう)
いやぁ、漢
……あれ? ハンドの性別って男だったっけ?
あ、たぶん漢。骨格が。
でもさ、
ハンドってさ
絶対突き指してそうじゃん
何で平気なんだろうね?
私的に、これからも毎年のように放送しつづけて欲しい映画であります。
とりあえず、笑えるから。