「ハリーポッターと賢者の石」
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監督: クリス・コロンバス Chris Columbus 製作総指揮: マイケル・バーナサン Michael Barnathan 原作: J・K・ローリング J.K. Rowling 脚本: スティーヴン・クローヴス Steven Kloves 撮影: ジョン・シール John Seale 音楽: ジョン・ウィリアムズ John Williams |
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楽静的点数 80/100 |
出演: ダニエル・ラドクリフ Daniel Radcliffe ハリー・ポッター ルパート・グリント Rupert Glint ロン・ウィーズリー エマ・ワトソン Emma Watson ハーマイオニー・グレンジャー リチャード・ハリス Richard Harris アルバス・ダンブルドア マギー・スミス Maggie Smith ミネルバ・マクゴナガル アラン・リックマン Alan Rickman セブルス・スネイプ イアン・ハート Ian Hart クィレル ロビー・コルトレーン Robbie Coltraine ルビウス・ハグリッド リチャード・グリフィス Richard Griffiths ヴァーノン・ダーズリー フィオナ・ショウ Fiona Shaw ペチュニア・ダーズリー ジョン・クリーズ John Cleese ニック トム・フェルトン Tom Felton ドラコ・マルフォイ ハリー・メリング Harry Melling ダドリー・ダーズリー ワーウィック・デイヴィス Warwick Davis フリットウィック ジョン・ハート John Hurt ミスター・オリヴァンダー マシュー・ルイス Matthew Lewis ネヴィル・ロングボトム デヴィッド・ブラッドリー David Bradley |
「世界中が魔法にかかる」
というわけでOLDファンタジーの復活を思わせる映画の登場です。
観客動員数で簡単にタイタニックを追い抜き、
日本でも「千と千尋(略)」が破れる(?)勢い。
老若男女問わず、人間は幼い子供が頑張っているのに惹かれるということを証明しています。
などと、少し偏見的な解説はさておき、
「ハリーポッターと賢者の石」は、同名の小説を映画化したもの。
解説すらいらないような気もしますが、
現実世界ではぱっとしない(むしろいじめられていた)少年が、
実は魔法世界では偉大な人間であり、
魔法世界の方で波瀾万丈の生き方をするというお話。
なぜか
昔のファンタジーを思い出したのは私だけではないはずです。(苦笑)
わかりやすいように、ちょっと一昔前のファンタジーパターンを。
ぱっとしない主人公 ↓ 実は違う世界を救う勇者 ↓ 仲間はひょうきんな三枚目と、冷静な二枚目 ↓ 喧嘩しながらも冒険を薦めるうちに友情が深まる ↓ サクセス!! |
ぱっと頭に「グラン○ート」とか、「ウィル○イスト」が浮かんだ人。
あなたは私の仲間です(苦笑)
ただ、映画の方を見てみると、
どうも小説の名場面集のような気がしてならない。
厳しいことを言うと、
名も知られていない状態で映画がでてきたとして、
それでこれだけ売れただろうかという疑問があったりします。
まぁ、面白いのだから売れているのでしょうけど。
前置き(?)が長すぎました(苦笑)
この映画で注目したいのは、
フィリチ。
この爺は漢です。間違いなく。
粗相をした生徒に対しての陰険ないびり。
罰を受ける悲鳴を聞くことを生き甲斐にする根性。
友達なさそうですね。ってか、
間違いなく友達いません。
猫だけに己の人生を語り、
猫とともに生きる男。それがフィリチ。
彼なくして、ハリーポッターは面白くなったでしょうか?
はい。
なります(爆
完全にこの漢いなくても映画の場合、物語は流れるんです。
そう思えばその立ち姿、台詞すべてが哀愁を漂わせるはず。
漢の中の漢、フィリチ。
まぁ、んなこと言ったら
名前すら出てこなかったマルフォイの子分はどーなるってもんですが、
それは次回作に期待するって事で(苦笑
最後に言いたいことは一つ。
ハーマイオニーって、私の中ではもっと勉強がちがちブスだったのに……
ビジュアル的によかったことに対しては
喜んで良いのか、悲しんだ方がいいのやら……
なんにせよ、原作を読んだ人も読んでいない人にもお勧めです。
なぜって?
その方が映画館がもうかるし。
全国の映画館を不況から救うためにもぜひ(苦笑)