「ハリー・ポッターと秘密の部屋 」

メディア 映画
上映時間 161分
製作国 アメリカ
公開情報 ワーナー
初公開年月 2002/11/23
ジャンル ファンタジー/アドベンチャー
監督: クリス・コロンバス Chris Columbus
製作: デヴィッド・ヘイマン David Heyman
製作総指揮:
        マイケル・バーナサン Michael Barnathan
        デヴィッド・バロン David Barron
        クリス・コロンバス Chris Columbus
        マーク・ラドクリフ Mark Radcliffe
原作: J・K・ローリング J.K. Rowling
脚本: スティーヴ・クローヴス Steve Kloves
撮影: ロジャー・プラット Roger Pratt
編集: ピーター・ホーネス Peter Honess
音楽: ジョン・ウィリアムズ John Williams
楽静的点数
70/100
出演: ダニエル・ラドクリフ Daniel Radcliffe ハリー・ポッター
ルパート・グリント Rupert Glint ロン・ウィーズリー
エマ・ワトソン Emma Watson ハーマイオニー・グレンジャー
リチャード・ハリス Richard Harris アルバス・ダンブルドア
マギー・スミス Maggie Smith ミネルバ・マクゴナガル
アラン・リックマン Alan Rickman セブルス・スネイプ
ロビー・コルトレーン Robbie Coltraine ルビウス・ハグリッド
フィオナ・ショウ Fiona Shaw ペチュニア・ダーズリー
ジョン・クリーズ John Cleese ニック
トム・フェルトン Tom Felton ドラコ・マルフォイ
マシュー・ルイス Matthew Lewis ネヴィル・ロングボトム
ケネス・ブラナー Kenneth Branagh ロックハート
ジェイソン・アイザックス Jason Isaacs ルシウス・マルフォイ
ミリアム・マーゴリーズ Miriam Margolyes スプロウト先生
マーク・ウィリアムズ Mark Williams ミスター・ウィーズリー
シャーリー・ヘンダーソン Shirley Henderson 嘆きのマートル
ジェマ・ジョーンズ Gemma Jones マダム・ポンフリー
サリー・モーテモア Sally Mortemore マダム・ピンズ
ワーウィック・デイヴィス Warwick Davis フリットウィック先生
ショーン・ビガースタッフ Sean Biggerstaff オリヴァー・ウッド
アルフレッド・バーク Alfred Burke アルマンド・ディペット
デヴィッド・ブラッドリー David Bradley ミスター・フィルチ
ロバート・ハーディ Robert Hardy コーネリアス・ファッジ


ドビーがかなり嫌な奴だYO!


いきなりの叫びを宙に残しつつ、
ハリー・ポッターシリーズの映画化第二段!
ハリー・ポッターと秘密の部屋。なわけです。

相変わらず、原作を読んでいる人にとってはそれなりに楽しめるという感じでしたが、
CGの多様化は目を見張るものがありました。
また、お子さまでも見に行きやすい内容に抑えているあたりは、
児童ファンタジーであることを思い出させること請け合いです。



さぁ、ここから下はいつものようにネタバレモードです。
先入観を持たないで映画を見たい方は、見ない方がいいでしょう。



さて、ストーリーを話すと長くはなるのですが、
映画は原作のダイジェスト版。
原作を読んでいない人も、
恐らくすんなりと物語の中に入っていけるシステムになっています。

ようは、ドビーがいなければすべては解決だったわけです

いや、これ本当。

まぁ、もしドビーがいなければ、空飛ぶ車はロンの自宅にあったわけで、
てことは、二人は蜘蛛の餌食になってはい、おしまいだったわけですが。

それもまたよし

いいよ、
あんなゴブリンの出来損ないが出てくるより!

などと、私怨の入った事をぶっちゃけつつ。


相変わらず、フィルチはいいでした。
猫が石化されたときの彼の嘆きようは、まるで世界が終わったかのよう。
さらに、ハリーへ対する陰湿な台詞攻撃
ハリー言葉無くしているし。
さすが、だてに年を取っていないね♪

でも、最後の最後になっても、
猫が復活したのかは分からないまま終わったけど(汗

ハグリットが帰ってっきた時はみんな派手に迎えていたのに・・・・
って、あんなの好かれていたんだね、あの人
人気が落ちるのは次の巻でってことなのかな(苦笑)


そして、今回新たに加わったは、
その名も、ルシウス・マルフォイ
自分以外の魔法使いをいびることにかけては
こいつの右に出る者はいません。
用意周到な計画性!
人を人とも思わぬ残忍性!

けれど、
屋敷しもべに、ちゃっかりやられて見せたりするお茶目な所なんかも、
マダムの心を掴むには十分なのではないでしょうか。
ええ、そうですよ。
わざと屋敷しもべの攻撃を受けたんですよ、彼は。
こうしてドビーを自由のみにさせておくことによって、
後々ホグワーツに混乱を生ませるようにね!
まぁ、その混乱の度合いは、四巻を見れば分かるでしょう。


今回驚いたのは、
主役クラスの三人が、かなり成長して見えたこと。
特にハーマイオニーは、結構女の子らしかった。
ロンの声はかなりしわがれているし。
ってかロン。
お前は、驚く以外の言葉を口に出来ないのか?
なんか、ずっとろくな台詞無かったような気がするが・・・・
ロンはハリーの横で、驚いたり怖がったりしていれば良いって事なんだろうか?
ハリーが、実力もないくせにかなり勇気ありすぎなぶん、
ロンが情けなく見えてしょうがなかった。


まぁ、おまけで今回は嘆きのマートルが初登場。
オタクっぽい風体と、陰険な笑い方と、被害妄想な性格は、
見ているだけでいっそ相手が哀れに見えてくる。
映画では、ちょっとハリーに気があるような感じを表現していたが、
もし、本当に露骨に表現しだしたら、
それはあまりにもハリーが可哀想ってもんだろう。


映画館を連日にぎわせているこの映画。
一度ご覧になってみるのも良いかもしれない。

ただーし。
原作を読んでいた方が面白いことは、
もう、わかっていますよね?