「幸せの黄色いハンカチ」

メディア 映画
上映時間 108分
製作国 日本
公開情報 松竹
初公開年月 1977/10/01
ジャンル ドラマ/ロマンス
監督: 山田洋次
製作: 名島徹
原作: ピート・ハミル Pete Hamill
脚本: 山田洋次
朝間義隆
撮影: 高羽哲夫
美術: 出川光男
編集: 石井巌
音楽: 佐藤勝
助監督: 五十嵐敬司
楽静的点数
60/100
出演: 高倉健    島勇作
倍賞千恵子      島光枝
武田鉄矢       花田欽也
桃井かおり      小川朱実
たこ八郎       ヤクザ
太宰久雄       旅館の親父

健さ〜ん!!



友人に、「お前は洋画以外はアニメしかみねーのかよ」といわれたので見た作品(苦笑)
はっきり言って、
何で今まで見てなかったんだ!!と思ってしまった。



ストーリーとしては、網走の刑務所を任期を終えて出た男が、
軽い男とすぐ泣く女と同伴して北海道従を走りながら、
奥さんの待つ故郷に帰るという話。
結構有名な話なので、映画を見たことが無い人も話の筋は知っているかもしれない
(私も知っていた)
だからこそ、安心してみることが出来るのだが、
今見るとなぜかこの映画は変なところに気づいてしまう。




まずはじめに、
武田鉄八が若いよ! 

ロン毛だよ! 

なのに、なぜか老けて見えるよ………
今見ると、逆に金八先生を見たときこの映画を思い出して噴出しそうな恐さがあります。




寅さんが出てるよ! 
若いよ! 
だけどストーリー的にあんまり必要ないよ!



そのほかにもたこはちさんなどが、結構無意味に登場していて、
日本映画の過去の歴史を感じさせてくれます。
主演の三人はもう高倉健でいかされているようなもので、
会話のメリハリにしても、健さんがいないと面白くない。
……まぁ、今とのギャップで結構笑える部分もあるんですが。


つーかラスト場面は、そこまでするか!! 
てか、よく手が届いたなぁ。と、
設定自体を笑いながらも、面白く見させてもらいました。





日本映画は昔の物が面白い。


ふとそんなことを思うことが出来た映画です。
しかし、
全体的に流れが緩やかであまり盛り上がりが無くタルイので、
普通に見る分にはあまりお勧めできない映画でした。











全然関係ない話しですが、
かつて「ぼのぼのくん」(byいがらしみきお)がアニメでやっていたとき、
「近道しよう」のカップリング曲で(この時点で誰もしらんて)
「黄色いハンカチ」と言う曲がありました。

ごらん大空
黄色いハンカチ
信じる心持っていれば
どこかで躓いたとしても
わたしは 絶対
大丈夫


柔らかなリズムで流れるその曲を、
ぼんやりと思い出したのですが、
誰もこの曲を知らないために、気持ちをわかってもらえないという
なんとも寂しい想いをしたのでした。

てか、この映画のレビューをやる時点で痛いよね
分かってるんだそんなことは。