「WASABI」
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監督: ジェラール・クラヴジック Gerard Krawczyk 製作: リュック・ベッソン Luc Besson 脚本: リュック・ベッソン Luc Besson 撮影: ジェラール・ステラン Gerard Sterin 音楽: ジュリアン・シュルタイス |
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楽静的点数 75/100 |
出演: ジャン・レノ Jean Reno ユベール 広末涼子 Ryoko Hirosue ユミ ミシェル・ミューラー Michel Muller モモ キャロル・ブーケ Carole Bouquet ソフィア エリック・セラ Eric Serra |
フランス人は日本人をこんな風に思っているのかっ!!
というのがよく分かる映画です。
突っ込みどころが満載で、いかにも
「突っ込みいれてもらうために作りました」的な映画なのですが、
逆にこれがマジだったらと考えると、
日仏間に存在する誤解が浮き彫りになっているともいえるかもしれません。
話自体はあまり珍しくもないものです。
独身を貫いているちゅうねん刑事(ジャン・レノ)が、
かつて愛した女性の娘(つまりは自分の子)を、
陰謀から守っていく。
話自体をただ追っていけば、それなりのエンターテイメントとなるでしょう。
が、しかし。
この映画の面白さはそんなところにあるのではないと言いたい。
とりあえずまず突っ込みたいのは、
フランス人にとって新宿って言うのは秋葉原のことらしい(汗)
たぶんフランス映画でも、パリといって違う土地をつることはあるだろう。
だが、それは例えばなんかしらその国のイメージが付きまとっているはず。
つまり、
日本人、どうやら電気製品とセットのようだ。
また、
途中ジャン・レノの娘(広末)が、「ダンスに行きたい」と駄々をこねる。
そして、ついた場所はゲームセンター
・・・フランス人にとって、
日本人はダンスも電気に頼るらしい。
てか飾り立てていく場所がバーチャルかよ!!
そのほかにも、
日本のやくざはそんなに強いのかよ!
フランス語喋りすぎだよ!
時たま出てくる日本語が微妙に変だよ!
などなど。
突っ込みどころ満載なのです。
まぁ普通に映画を楽しみたい人にはお勧めできないですが、
映画を見ながら心の中で「なんでだよ!」を繰り返したくなる人にはお勧めです。
てか、何よりの最大の突っ込みどころが、
映画タイトルWASABIの意味ってあれかよ!!
(ネタばれになるので秘密)
ってところだったり。
でもまぁ、飽きない一時を過ごさせてもらいました(汗