「WASABI」

メディア 映画
上映時間 95分
製作国 フランス
公開情報 K2=日本ビクター
初公開年月 2002/02/02
ジャンル サスペンス/アクション
監督: ジェラール・クラヴジック Gerard Krawczyk
製作: リュック・ベッソン Luc Besson
脚本: リュック・ベッソン Luc Besson
撮影: ジェラール・ステラン Gerard Sterin
音楽: ジュリアン・シュルタイス
楽静的点数
75/100
出演:
ジャン・レノ Jean Reno ユベール
広末涼子 Ryoko Hirosue ユミ
ミシェル・ミューラー Michel Muller モモ
キャロル・ブーケ Carole Bouquet ソフィア
エリック・セラ Eric Serra


フランス人は日本人をこんな風に思っているのかっ!!

というのがよく分かる映画です。
突っ込みどころが満載で、いかにも
「突っ込みいれてもらうために作りました」的な映画なのですが、
逆にこれが
マジだったらと考えると、
日仏間に存在する誤解が浮き彫りになっているともいえるかもしれません。

話自体はあまり珍しくもないものです。
独身を貫いているちゅうねん刑事(ジャン・レノ)が、
かつて愛した女性の娘(つまりは自分の子)を、
陰謀から守っていく。
話自体をただ追っていけば、それなりのエンターテイメントとなるでしょう。

が、しかし。
この映画の面白さはそんなところにあるのではないと言いたい。
とりあえずまず突っ込みたいのは、
フランス人にとって
新宿って言うのは秋葉原のことらしい(汗)
たぶんフランス映画でも、パリといって違う土地をつることはあるだろう。
だが、それは例えばなんかしらその国のイメージが付きまとっているはず。
つまり、
日本人、どうやら
電気製品とセットのようだ。

また、
途中ジャン・レノの娘(広末)が、「ダンスに行きたい」と駄々をこねる。
そして、ついた場所は
ゲームセンター
・・・フランス人にとって、
日本人はダンスも電気に頼るらしい。
てか
飾り立てていく場所がバーチャルかよ!!

そのほかにも、

日本のやくざはそんなに強いのかよ!

フランス語喋りすぎだよ!

時たま出てくる日本語が微妙に変だよ!


などなど。
突っ込みどころ満載なのです。

まぁ普通に映画を楽しみたい人にはお勧めできないですが、
映画を見ながら心の中で「なんでだよ!」を繰り返したくなる人にはお勧めです。

てか、何よりの最大の突っ込みどころが、
映画タイトルWASABIの意味ってあれかよ!!
(ネタばれになるので秘密)

ってところだったり。

でもまぁ、飽きない一時を過ごさせてもらいました(汗