恐怖!? 町を走る黒い影
参の巻

其の五−依頼は地下の闇の底

パール:『とにかく、奥に来てください表では話せないので』
ザーグ:ほう、外ではなぜ話せない
ジェスター:こんな狭いところでも、奥があるんですねぇ。
パール:『ええ、縦長ですから』
ザーグ:縦長
ジェスター:なるほど
リトル:縦長ってさぁ、天井の事じゃないのか?
GM:(無視)カツンカツンカツンカツン
リトル:む、殺気
ラディッシュ:それとも(意味不明)
ジェスター:地下に行くのか?
パール:『地下です』
 (奥ちゃうんかいっ)
ザーグ:ほぉ
  (誰も突っ込まないし)
パール:『壺なんですけど重たいんですが』
GM:と、重々しい壺を持ってくる。なんか、火炎状土器
ザーグ:縄文土器だろ
ジェスター:かえんじょうどき?
リトル:そう、口の部分が炎みたいになっているやつ
ラディッシュ:ああ
ザーグ:火状土器です
GM:で、中がどす黒くなって、見えなくなっている
ジェスター:で、これがなんですか、まさか私達に、あなたの様な鑑定士でも鑑定できなかった物を鑑定しろとか
      とぼけたことを言うんじゃないでしょうね
パール:『まさか・・・鑑定したんですけどね』
ザーグ:これの蓋をさがすとか
パール:『いや違います』
ザーグ:これの底を探せとか
GM:底あるやん
ジェスター:これが何?
パール:『この中身を探してほしいんです』
ザーグ:中身?
ジェスター:奥さんが中に落ちたとか
全員(笑)
ザーグ:そしたら我々の探しようが
パール:『じつは、中身が逃げだしたんです』
ザーグ:はぁぁ
ラディッシュ:シーフ、危険感知
リトル:危険感知はレンジャーでしょう
パール:『正確には蓋と言った方がいいのかもしれません』
ザーグ:じゃあ蓋でいいんじゃないか
パール:『しかし、形を変えるので、そうですね、蓋という形をしていないんです』
ガリエル:どんな足跡?
パール:『足跡?浮いていましたよ』
ザーグ:おっさん、おっさん
パール:『はい?』
ザーグ:どうやって探せっていうんじゃぼけ
ジェスター:なぜか浮いている蓋、ああ怖い
パール:『シャドウストーカーという奴だろうと』
ザーグ:ストーカーですね
パール:『いえ、影みたいなものです』
リトル:お宝は?
GM:ない
ザーグ:じゃあそう言えばいいじゃないか→パール
GM:あの、ドラクエのシャドウみたいな
ガリエル:ああ、あれか
GM:みたいなモンスターで、影の中に潜みながら、人を狙う
ザーグ:まじかよ
ジェスター:いやな奴だな
GM:まあ、闘争本能がすごいと言うか
全員(?)
パール:『と言うわけで、被害が出る前になんとかしたい』
 (誤魔化すなよ)
ザーグ:出た方が探しやすいな
パール:『私はただ鑑定しただけなんですよ』
ザーグ:それがあかんねん
パール:『そしたら、いきなり変なのが出てきました』
ザーグ:だから、それがあかんねん
ガリエル:どんな変な物
パール:『気付いたときには遅かった』
ザーグ:だからそれがあかんねんて
パール:『壁を通っていったんですよすうっと』
ザーグ:どうやって捕まえろと
パール:『もう倒してもいいかもしれませんね』
ザーグ:殺してもいいかもしれませんね
ラディッシュ:はい、率直くに聞こう、手がかりは
パール:『ない』
ジェスター:ひのきの棒はありますか?
パール:『なぜ』
ジェスター:未確認飛行物体は、まず棒でぶったたけと言うのが昔からの鉄則の様な気が
ラディッシュ:(笑)いえ、棒を倒して、その方向に行くのでしょう
リトル:危険感知
ザーグ:びしばしでは
GM:町中に感じるよ
全員(笑)
ラディッシュ:ところで壺の中からっぽですか
GM:だから、底見えない
ガリエル:GM
ラディッシュ:手をつっこみ
GM:つっこんだ手が外気にふれる
ジェスター:ロープ卸す
GM:十メートルぐらいしたら、下につく
ラディッシュ:中に降りる
GM:降りられないよ
ジェスター:あんた、これ壺だぞ
ガリエル:GM(切実)
GM:なに
ガリエル:石落とす
ラディッシュ:あ、俺と同じ様なこと
 (同じか?)
GM:ひゅうーーー……(音無し)
ジェスター:あれ?十メートルで下に触れたんじゃあ
GM:だから、感触はある
 (?????)
ザーグ:で、壺の大きさは?
GM:これぐらいま、五十pくらいかな
ラディッシュ:わぁぁ、不思議(可愛げに)
ジェスター:で、あなたの鑑定の結果として、どういうのがでたんですか
パール:『これは、実はよくわかりません。異界への扉の一種だと思うんですが』
ジェスター:十二だけど分かる?
GM:わからない
ジェスター:では、鍋を探しましょう(かなりマジ)
GM:鍋?
ザーグ:なぜに
ジェスター:あれ?違いました(不思議そう)
 (全然違うよ)
ザーグ:鍋の蓋、鍋の蓋(お前も違うぞ)
ジェスター:そうか(だから違うって)
ザーグ:鍋の蓋ーー(歌ってる)
リトル&ザーグ:ディーワー(ハモってる)
ジェスター:いこう
ラディッシュ:ねえ、外気冷たかった?
GM:冷たかった気がする
ラディッシュ:暖かかった?
GM:暖かかった気がする
ジェスター:じゃあ、この壺持って行きましょうか、よって来るかもしれませんし
ザーグ:そしたらさあ、こうごーーーっと
ジェスター:では、ディクリーズ・ウエイト軽くしよう
GM:魔法を受つけない
ジェスター:……これで魔法を受けつけないことはわかった(悔しそう)
GM:そう(嬉しそう)
ザーグ:では、これを盾にするとか
ジェスター:ラディッシュさん、持ってくれますよね
ラディッシュ:私は旅人だ、行商人ではない
ジェスター:ラディッシュサン、当然持ってくれますよね、パーティー内で一番筋力がある……
ガリエル:ある
ジェスター:おやおや
ラディッシュ:十七
ガリエル:俺も十七
ジェスター:やっぱり、生まれが生まれですし
 (ひでぇ)
ガリエル:ジェスターさん
ジェスター:はい?
ガリエル:あなた達は、私が蛮族なんて知りません
ジェスター:書いてある
ガリエル:でも知らない
ジェスター:そうですかじゃあ雰囲気で
ガリエル:わからないって、コンプレックスなんだから隠してます
パール:『じゃあ私も行きましょう』
ジェスター:あなたが持ってくれるんですか?
パール:『いいですよ』
ジェスター:じゃあ、はい
パール:『じゃあ、かごをもってきて、よいしょ』
GM:と、背中に担ぐ
全員(笑)