2006年
1月の日記
新しいものほど下になります。

2005年

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2006年


2006年
01月01日
ハッピーニューイヤー!!

そんなわけでやってきました2006年です
2005年で起こったことは色々忘れつつ、
新しい年のスタートを軽快に走り出そうと思います。

今日は中学のころからの友人達と飲み会を開いていました。
料理人になった友人の家で(笑)
全部で6人。
その半数はもう出会ってから10年くらいになるわけです。
仲の良さの大小はあるものの、
高校・大学の友人とはまた違った友情関係は、
なんだか一緒に居るだけでほっとして油断に浸ってしまいます。

ということで、
新年早々酔いつぶれていました(笑)
安い酒で一気に走ったからなぁ……と、酒のせいにしてみたり。
楽しい会話を聞きながらも、
すでにやってきている頭痛のため体は枕に沈みきり、
なんだか夢見心地のまま素敵な時間を過ごしたのでした。
記憶があるのがせめてもの救いか(苦笑)

お酒には気をつけましょう。
2006年
01月02日
年始ということで、目標を立てようと思います。

今年の目標。

HPをしっかりやる(笑)

小説をちゃんと書く(汗)


台本を完成させる(締め切りは6日後ですが)

そして、
就職してみようと思ふ。

なんでそれが年間の目標になるか分かりませんが、
まぁ、難しいことを考えず今年もがんばりたいと思います。
皆様お付き合いのほどよろしくお願いいたします。
2006年
01月04日
新年初バイト〜♪
……まぁ、音符なんてつけちゃっているけど少しも楽しみでは無かったですよ。
と、そんなバイト先に行き、とりあえず「あけましておめでとう〜」と言ってみる。

同僚「あれ? 一緒に年越したじゃないですか?」

それを言うな(血涙)

31日に深夜バイトをやっていたため、
ほとんどの同僚とは新年の挨拶を言い合っていたのだった。
が、そんなことを無かったことにしたいという男心?を分かってもらいたかった。

なんて久しぶりのバイトで、
一気に正月気分がなくなった楽静でした。
2006年
01月06日
お正月〜
ああ。なんだかすごくお正月気分です。
しかし、実は現在ダイエット中。
だってお正月の三が日だけで3キロも太ってしまったから><
いやぁ。動いていたつもりだったけど、今年は寒いですからね。
動く距離が短かったんですね。きっと。

そんなことを思いつつ、
美味しい食べ物をにらみながら減量に励んでいる今日この頃でした。
2006年
01月08日
本日より劇団TABASUKOが再び始動〜
って、わけで劇団でした。
久々に劇団メンバーと会話を交わしつつ、台本討議に。
今度こそ!っと持ってきた台本はすでに三本目。
12月入ってから書いた台本では2本目ではあるけれど、それなりに自信作。

……だったのだが。


没。ボツ。


……まぁ、理由は色々。
とりあえず、
役者が出番の少ないことを不満に思う種族?だったということを、
しっかりと理解していなかった自分のミスといったところでしょうか。
おかげで再び台本を書くことに。
……負けはしない><

自分に言い聞かせた一日でした。
2006年
01月09日
仕事の合間に台本を考える。
台本を考える合間に仕事する。

……なんだか、とっても駄目人間な気がしたり><
2006年
01月10日
本日は高校の部活でした。
高校の新学期が今日からスタートのため、午前中から部活スタート。
呼び出された私はパソコンに名残惜しく別れを告げ学校へ。

そして。
高校の演劇部では春の大会での台本が決定しました。
作、楽静。
「あ・くしゅ(仮)」
まぁ、たぶんタイトルは変わります。
置き忘れた思い出と、忘れられない思い出を守る少女の物語です。
友情と、離れ離れになってしまう悲しさと。
傍にいるのに思われない寂しさが入り混じった物語。
思い切りファンタジーなお話になりそうです。

……と、あとは劇団の台本だ。
そうこぶしを握りしめた楽静でした。
2006年
01月11日
人間やれば出来るもので、不可能は無いんですよ!
っと、何かというと出来ました。台本(笑)
劇団TABASUKO用の台本です。一度没になったところから、
反省一日、と、同時に着想。制作二日。というスピード制作でした。
その割には内容は一時間超えは間違いなさそうの分量。
いやはや。人間の底力って恐ろしいですね。

そんなわけで、今日の劇団練習に台本を持って行き、早速読み開始。
そして。
とうとう決まった模様です。
劇団TABASUKO第四回公演作品。
作、楽静。
『サクラチル下まちぼうけ(仮)』

……なんとも受験生には縁起の悪いタイトルですが、
こうご期待。
上演は3月の30、31日になりそうです。
さぁ。これからが大変。……がんばらないとなぁ。
2006年
01月13日
本日は劇団キャラメルボックスのクロノスを観にいって参りました。
生でキャラメルを見るのはおそらく「太陽まであと一歩」ぶり(苦笑)
あれ? ナツヤスミ語辞典が後だっけ……と、
それくらいキャラメルを見に行くのは久しぶりでした。
今回は後輩がただ券を手に入れてきてくれたこともあり、
さらに高校に1000円で見られるという割引招待状?が来ていた為、
演劇部ほぼ全員での演劇鑑賞となりました。
総勢13人……半ば遠足気分。

普通に物事が進めばよかったのですが、
開場時間に間に合うために出発した面々はまず夕飯を食べようと
駅近くのファーストフード店に。
が、皆なかなか食べ終わらない……
そうこうしているうちに、開場時間に(苦笑)
おかげで、会場についたころにはもう開演まであとわずかってな
時間になっていましたよ。

まぁ、そんなこんなで劇見る前に色々とありましたが、
劇の内容はなかなか面白かったと思います。
……お金を払ってないからかな?
久しぶりに満足してしまいました。まぁ、正直開始30分は、
今度こそ失敗だと思って眠りかけていましたが。
終わりよければすべてよし!と、言うところでしょうか。

演劇はやっぱりいいなぁ。
そんなことを思った一日でした。
2006年
01月15日
昨日はキャラメルの観劇の際に買ったビデオを見ていたり、
昔の公演分を見ているうちに日がたっていました。恐るべし演劇。

でも、やはり生とビデオじゃ違うもので、
生で気づかなかったアラにふと気づかされるときがあります。
「あれ? これ、笑えないじゃん」とか、
「これ、そこまで泣けないなぁ」とか。
まぁ、それは二回目って言うのもあるんでしょうけど、
でも、生芝居の観客席の雰囲気ってすごく重要ですよね。

なーんて、思いながらも、
お金と時間がないためにサッパリ芝居を見に行けないでいる楽静でした。
2006年
01月16日
バイトに行ってみると、同僚が来ない。
時間になっても何の連絡もないので、携帯に電話してみると、どうやら電源OFF
……これは、つまりひとりで働けってことかなぁ?(血涙)

ええ。働きましたよ。
五時間ですけどね。二人で働いているはずの時間を一人でまわしていました。

結果から言うと、同僚は携帯の充電が切れいていることに気づかないまま寝ていたらしく、
自力でやっと起きたのは朝の五時。

申し訳なさそうにやってきた同僚の頭に向かって、
私がチョップを食らわせたのは別に悪いことではないだろう。

人間いつなにが起こるかわからない。
そんな当たり前のことを実感した一日でした。
2006年
01月18日
今日は劇団TABASUKOの練習日。
とうとう台本の完全版が完成。
で、いきなり誤字を発見して落ち込む(涙)
あと二ヶ月でどこまでやれるか。って、やらなきゃいけないんですけどね。

実は今回は楽静かなり気合入っています。
今迄で一番かもしれない。もしかしたら。
いい物を作りたいなぁと、心のそこから思います。
見に来てくれた人が一人でも多く楽しめるものを。

まぁ、そんな気持ちがいったいいつまでもつのか。
不安になりながらも日々を過ごしているのでした。
2006年
01月20日
今日はカリフォルニア・バカンスの「甲虫とゴシップ」を見てきました。
略してカリバカの劇を見に行くのも今回で7回目。
それだけ見に行くと役者の癖も、役割もなんとなく見えてくるものです。
出てきた瞬間、「あ、こいつがヒロインなんだな」とか、
「あ、こいつは絶対悪役になるな」とか。
作者のかき方もなんとなく分かるせいで、実はあまりストーリーを楽しむという感じはしません。
それよりも、ネタ。小劇場でしかやれない、一歩間違えればうちわ向けの笑い。
そんなものを探しに行ってきました。うん。なんとなく満足です。

この「なんとなく」が薄くなってくるとファンというのは離れていってしまうのかなぁとふと思いました。
まぁ、同じ劇団を何本も見続けていたらさすがに見飽きてしまうのは無理ないでしょう。
新しいものを取り入れつつ、ずっと見てくれるファンも裏切らないようにする。
芸術でありながら演劇というのは本当に難しい側面を持っているんだなぁと、
改めて思った一日でした。
2006年
01月21日
雪。
雪。
雪ですよ。
神奈川に大雪です。
10年ぶり? だか良く分からないけど、大雪らしいです。
朝から降った雪が、夕方まで止む気配を見せませんでした。

いやぁ。こんな日には小学生のころだったら嬉々として外に飛び出すんですけどねぇ。
20を半分近く過ぎた人間としては、布団にしっかりもぐりこんだまま過ごす一日となりました。
暖かい布団から雪景色を眺めつつ、ふと、手元の本を読む。
やばい。これぞ贅沢のきわみだ><
そんな安上がりの贅沢で幸せを満喫しつつ、一日ぐだぐだ過ごしたのでした。
2006年
01月22日
本日は劇団TABASUKOの練習日。
しっかし、雪のためテンションは朝からダウン
で、さらに練習時間を勘違いしていたために遅刻><
慌てて駅から練習場所まで走っていったら、まだ来てない人がいるから練習できないってさ。
しかもさらに遅れてくる人間のほうが申し訳なさ感が少ないと結構がっくり来るものですよ。
やっぱり時間には厳しくないといけないなぁと、改めて思ったり。

そんなわけで、今日の練習はいきなり荒立ち。しかも通し。
……無茶だって(苦笑)
案の定ぼろぼろな通しだったわけですが、
お陰で作者としては役者がいかに台本を読んでいないかが良く分かり、
とっても有意義な時間を過ごすことができましたとさ♪

帰りの電車の中で、まじめにへこんだ一日でした。
2006年
01月23日
いつものバイトの同僚が風邪を引く。
……というわけで、日本語があまりしゃべれない中国人の方と一緒に仕事をしていました。

しかし、日本語って本当に難しいんですね。
普通じゃ考えられないような間違いをするんですよ。

例えば、
私「グリスト(←下水掃除のこと)やるよ」
って、声をかけたのに、
中「わかりました!」
って、言いながらゴミ袋を交換していってくれたり……

はたまた、
中「ありがとうございした〜ま○△×◆☆(←解読不可能。本来は「またおこしください」)」
になっていたり。

うーん。悪戦苦闘するその姿を見ると、励ましたくもなる。
……って、おかげでフォローしなきゃいけない私はいつもの倍以上難しいんですけどね。

仕事ができなくてもいい。
せめて言葉がつながっていれば。
そんなことをふと考えてしまった一日でした。
2006年
01月24日
隣の家のドアの前には雪だるまがおいてある。
小さい男の子が作ったもので、なかなか小ぶりなものだ。
今日、ふと見てみると、その雪だるまの顔が落ちていた。
あーあ。やっぱりいくら寒いって言っても、雪は溶けるのよね。
なんて事を思っていたその時、

ドアが開いて、男の子が顔を覗かせた。

男の子の目が雪だるまを見る。
そして、私を見る
なぜかその顔は大切なものを奪われた悲しみの表情
……なんだろう、この罪 悪 感

ぼっちゃん。私は何もしてないですよ?

思わず心の中で呟いていた
が、男の子は何も言わずにドアを閉めたのだった。
人間って誤解される生き物よね。
そんなことをいまさら思い知った一日だった。
2006年
01月25日
今日は劇団の練習以外何もない日。
というわけで、久々にゲームでも♪
最近弟がプレステを改造できるソフトを買ってきてくれたのですよ。
おかげで今まで難しくて&面倒くさくてできなかったゲームもスイスイと!
さくさくと進むことができて、ストレスがたまらないったらありゃしない。
まぁ、面倒くささを金で買うっていうのがゲームの真髄みたいなものですから、
改造してさくさく進むって言うのは間違っているような気がしないでもないわけですが。

でも、楽静が求めているのはゲームのシナリオ性のみなのでいいのです。
どんなに面白くはまるアクションだろうと、シューティングだろうと、
シナリオがないとなんか物足りなくて投げてしまう。
だったら初めから小説や漫画やドラマや映画でも見てろな人間なわけです。

さて、そんなわけで楽静が改造ソフトまでやったゲームはというと、
鬼武者
……ええ。まだクリアーしてなかったのですよ
しかも、友人から借りたゲーム
借りたときは……まだ高校生だった気が(汗)
いまや「真」まで出てますからね鬼武者。
まぁ、だがそんな悔しさも今日まで
ほら、改造でHPが減らないようにすればへたくそな私でもクリアー間違いなし♪



……道に迷って目的地にたどり着けません><
なんか3Dの道って奴は、見るためにコツがいるような気がするのは私だけなのでしょうか?
洞窟とか、城の中とか、町の中とか、
横道があるのかないのか分からなくて壁に激突しまくっていたりするんですよ。
ドアがあると思って、壁にいつまでも○ボタン押していたり。
目の前に宝箱があるのに、障害物が避けられなくていつまでもたどり着けなかったり。
ああ。3Dなんて大嫌いだ!

やっぱり、アクションゲームは2Dだよね♪
なぁんて、へとへとになりながら思うのでした。

あ、鬼武者2はなんとかクリアーできました。ヘボヘボな称号をいただきましたが(涙)
これでやっと友人にゲームを返せます(笑)
手直しに、2Dでもと思って代表的な横スクロールアクションのロックマンXを探していると、
弟が一言。
弟「ロックマンも、今は3Dステージあるよ」

……ああ、やれるゲームがなくなっていく。
未だに3Dに慣れず、おかげでFFもさっぱりやれていない楽静なのでした。
2006年
01月26日
今日は深夜にバイトがあったため、仕事まで寝ていようと夕方布団に入っていました。
すると、ちょうど寝ぼけているときに電話が。

私「んあ? (なに? と言ったつもり)」

いやぁ、人間の脳って恐ろしいものです。
覚醒していないと、日本語が流れていてもまったく分からないんですね。
相手が言っていることが理解できない
相手の言葉の意味が分からない
というより、相手が誰だか分からない(汗)

幸いにも、電話の相手はこっちが寝ぼけていることを早めに察してくれ、
また電話するというようなことを言って切ってくれました。

で、覚醒した頭で着信履歴を見る。
……OH。10年近く続いている友人じゃんかよ(焦)

寝ぼけている状態って恐ろしいなぁ。
そんなことを実感した一日でした。皆さんも、睡眠はしっかり取らないと駄目ですよ。うん。マジで。
2006年
01月27日
今日は、あまりに暇だったので、後輩達と数人でカラオケに行ってきました。
その数5人。声をかけたのは12人。
……みんな暇なときって遊ぶので忙しいんだなぁと、
しみじみ思ったり。

そんなことはともかく、

歌ったわけですよ。久々に。四時間。
うーん。なんていうか、五人で四時間って短いですよね?
一応メンバーの中では一番歌っていたはずなんだけど、一番余裕(苦笑)

今度は一人で四時間歌いに行こうかなぁ〜
なんて、思わず馬鹿なことを考えてしまった楽静でした。

いいですよね。カラオケ。
2006年
01月28日
今日は今まで約一年お世話になった家から荷物を実家に持って帰っていました。
って、何のことか分からない人もいるかもしれません。

楽静は去年の二月の中盤くらいから一人暮らしをしていたのですよ。
が、これがあまり意味が無かった。
だって、仕事も生活の中心も実家の近く
忙しくなってくると家には帰れず、実家で寝泊りする有様。
さらに、自分がめちゃくちゃ寂しがりやな性格だったといまさら判明。
いやぁ。一人で寝ていると天井が下がってくる感じがするなんて
小学生の時だけだと思ってた(汗)
実家ではほぼ常に弟と一緒の部屋だったため、
いい年をこいて一人だと電気を消して寝られないのでした(涙)

そんなわけで、荷物の大部分を実家へと持ってくることに。
友人二人に手伝ってもらって、友人の車で出発です。
いやぁ。呆れられた呆れられた。
あまりにも片付いていない部屋を見て、
「まだ引越しの準備できてないのかよ」ってむしろ怒られてしまいました。
そりゃあ、だって面倒くさくて……
と、友人に大迷惑をかけながら、家と実家を2往復。
本当、友人に助けられて生きているなぁと実感しました。
友達いなかったらのたれ死んでるな絶対(涙)

皆さんも、友人は大切にしましょう。特に、車の運転が出来る友人は大切に。
計画性のない自分に迷惑をかけられながらも許してくれる友人達に、
改めて感謝をした一日でした。

引越し完了まであと数日。
……残りの荷物は自分で片付けるんだなぁ……気ぃ重っ。
2006年
01月29日
今日は劇団の日。
しかも、本番で使う舞台で。
すばらしい。ホール練習だ♪

俄然気合が入ります。なんていっても、ホール練習が出来るのは今日を入れて二回。
本番前に本番の舞台を踏める大事な日です。
当然、練習は過密を極めました……
舞台の立ち位置の不安点や、役者の動きの不備、さまざまな所が目に付きます。
あっという間に4時間が過ぎました……早かった……
やっぱり演劇っていいですね
分かっていると思っていた自分の役が動くことで、
まだまだわからない部分が多かったことに気づかされるのは悔しいけれど喜びです。
もう一人の自分が、人生のほんの数時間を圧縮して生きる世界。
思わず世界に酔いそうになって、気が付けばへとへとに疲れていたのでした。

そうそう、本日劇団TABASUKOの上演時間が決定しました♪
2006年度3月30日の14:00〜 と 19:00〜
       3月31日の17:00〜
です。
チケットは500円。
さぁ、宣伝しないとな……

そして、いつの間にかカウンターが100100に(吃驚)
このうちの何万人が同じ人なんだろう(笑)とか、思いながらも、
長々と続けてこられたその全てを、感謝したい思いに駆られました。

みなさま、改めてありがとうございます
更新は遅いですが、これからも邁進して行きますのでよろしくおねがいします。
2006年
01月30日
今日は後輩が通っている養成所での劇があるということで
友人と高校生二人連れて観劇に行きました。
題目は「煙が目にしみる」お話としては楽静がかなり好きな劇になります
当然プロの芝居も見ているし、自然に見る目は厳しくなってしまいました。

と、それにしては良く出来ているという方でびっくり。
さすが養成所に三年も通っている人たちの演技は落ち着いているし、
何人かは演技に不自然さが目立つものの、それなりに舞台の世界を生きていました。
なによりセットがきれい。
いいなぁ。こんなセット組みたいなぁ。そんなことをついつい思ってしまいました。

しかし、やはり演劇は生ものなんだなぁと思う部分がいくつか。
作品自体が古いからなのですが、
登場人物たちの行動が現代から見ると少しおかしい部分がチラホラ……。
高校生が首をかしげているシーンもあったり。
この作品自体の時代がそもそも現在に近いながらも過去よりなため、
なんだか入りきれないところが残ってしまいました。
現代の社会はスピードが速く、
ほんの数年で当たり前が当たり前じゃなくなるということに改めて気づかされました。
そんなこと言ったら自分の台本はどうなんだとわが身を振り返ると……
恐ろしくなってしまったので、深くは考えないことに(苦笑)

成長し続ける後輩に微笑ましさと同時に嫉妬を覚える自分がいるのを発見したとき、
演劇の世界に後輩も先輩もないんだよなぁと、改めて演劇の面白さを見つけた一日でした。
負けないようにがんばりますよ♪
目指せ、500円でも2000円以上の劇内容(笑)
2006年
01月31日
今日はとある高校に演技指導?に行って参りました
元々台本を書いてほしいって依頼だったのですが、楽静は結構当て書きが気が多く、
さらにその高校の生徒達も一年生ばかりで自分達がどんな役をやりたいかわからない。という、
なんともな有様だったため、どんな演技をするのかと見学に赴いたわけです。
で、いつの間にか演技指導をしていたと……(汗)

それにしても高校の演劇部というのも千差万別だと今更ながらに感じました。
そりゃ学校設備にも差があるんだから差が出るのは当たり前なんですよね。
自分の母校よりのも狭い視聴覚室で練習している生徒達を目にして、しみじみと考えたり。

運命って奴は結局平等ではなく、
16〜18という年齢の間で、ふと演劇の世界に入ってみたいと感じても、
元からその場所が用意されていなかったり、あっても廃れていたりするものです。
そうやって周りの環境のせいで自分のやりたいことを我慢しなければならないのは、
当たり前のことなんですけど、辛いことですよね。
でもそんな状況でも、やっぱり演劇がしたくて一から劇の世界を作ろうとしている力を目のあたりにし、
やっぱり演劇って世界はすごいなぁと、うならずに入られない一日だったのでした。

そうそう。そうして完成した台本はなかなか縛りが多かったです(苦笑)
新入生歓迎会用って事で30〜40分。登場人物全員女で、3人まで。
年が離れすぎる役は出来ないというので年齢の近い役で。そして、コメディ希望。
で、現代劇。視聴覚室という場所での上演のため、照明は地明りのCI・CO(要は蛍光灯)のみ。
照明効果はほぼゼロなため、転換は封印。音響はMDデッキ一台で出来る範囲。
さらに初心者が独りいる……と、まぁそれでも台本は出来ました。

人数が少なくても設備がなくても演劇は出来る。
そんな当たり前のことを、当たり前に彼女たちが証明してくれることを、
楽静は祈る気持ちでイッパイなのでした。