八月の日記 
上に行けば行くほど新しいみたいです。

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8月31日 久しぶりに大学の部活へ行く為に東横線に乗る
空は少しどんよりとしていて、ちらほら雨も振っている。
私が乗る駅は、
ホームから空が良く見えるために、傘が必要な場所がある。
今日も何人かのおじさんが傘をさしていた。

と、電車が到着。
なんの疑問も無く電車に乗ろうとする。……が、
思い切り目の前のおじさんがドアに引っ掛かる
おじさんの不思議そうな顔


そして

それよりも廻りの人間の不思議そうな顔ったらもう
……
言葉にできません

てか、おじさん……
傘畳もうよ


傘の閉じる音と、ドアを閉じる事を知らせるベルが
やけに空しく響きあった1日でした。

8月30日 今日はアリーナでキンキキッズのコンサートがあったらしく、
多くの女性たちが駅へと詰め掛けていました。

もちろんその中には
男の姿も。
こういうアイドル系のコンサートに、
彼女に連れられて来る男の心境とは、どんなものなのでしょうか。

そんな事を思いつつ喫茶店に居座っていると、
キンキの両名よりも
はるかに歳をとっている方々が入って来て、一言、

「あの二人って、どっちも
本当カッコいいわよねぇ」

まぁ、
人の好みはそれぞれ。べつにこの発言に何を言おうとしたのではなく、

その後、明らかにキンキの両名よりも
はるかに歳が若い方々が来て、一言、

「あの二人って、どっちも
かわい〜よねぇ」

え?

私、今日1日で
カッコよさ可愛さ違いがわからなくなりました(汗)

ミステリアスワールドに足を突っ込んでしまったような気がした1日でした。

8月29日 今日は高校の部活(演劇部)のお手伝いのために、
現役ばかりが揃っている県立の高校(私の通ってた学校とは違う)へと行って来ました。
久々に年をとった事を感じたとか、そういう事を言いたいのではなく、
なぜかその高校には
クーラーがあったこに驚きました。
高校にクーラー!しかも県立に。

私が通っていた高校には
扇風器すら教室には無かったのに

そう、それは私が夏場の授業中いつも望んでいた風景そのものでした。
が、それを認めては悔しすぎる。
そんなわけで
必要以上に口を閉じる私の横で、他校の生徒が朗らかに言う、
「クーラーある学校なんて、いいよねぇ」

いい加減素直になれ自分(涙。

中途半端な意地のはりかた

我ながら虚しくなった1日でした。

8月28日 夜の新横○駅構内で、18〜19歳くらいの少女が膝を抱えて泣いている場面に遭遇。
あたりの人々はまるで少女に関心を持ってないようなそぶりで一瞬、
彼女は存在していないのと思ってしまう。
が、その次の瞬間

「どうしたんだ?こんなとこで泣いて」
と、30代後半のおじさんが少女に声をかける。

漢だあんた!!

彼の
目的がなんなのか知るよしも無いが、
誰もが声をかけない少女へ自ら声をかけに行く勇気には驚いた。
おじさんは色々とやさしい声を少女にかける。
しかし、おじさんの声に、少女はただ首を横に振るばかり。

と、

*「きみ、一体何をしている?」

という
少し太い声とともに、警察官登場
その後ろで、泣いていた少女と同じくらいの女の子が
おじさんを睨みつけている

おじさん「いや、私は何も」


対するおじさんの後ろでは、泣いていた少女が、
さらに泣き顔を崩している……
説得力0
例え誤解で済むのだとしても、それ以上私はその場にいる気にならなかった。

優しさって一体なんだ!?

そんな事を思った1日でした。
8月27日 今日は夕方に集中豪雨があったためか、
帰り道は人通りがまばら。もしくは
公園でいちゃついているうちに雨にあったカップルのみ
ざまあみろと思った瞬間に、公園の木からたまった水滴が思い切り肩に落ちる。

虚しさを胸に家へと自転車を走らせた。

それにしても雨にぬれたカップル連中は、
なんと冷たい目をしていることか
今にも
雨にぬれた責任を押し付けあうような気がして怖かった。

てか、
男が女の腰に手を伸ばした瞬間に女がその手を叩いたの見ちゃったし

男女関係は難しい。
そう思った1日でした。

8月26日 近所で大道芸祭りなるものが開かれ、ちんどんやが闊歩していました。
屋台なども並び、
寂れた商店街が活性化されているのをみのは気分がよいものです。
と、
「ちょっとおじいちゃん。こっち来てよ。サービスするよ〜
などと意気のいい声が。
何のサービスだよってより、
なんで子供が店番しているんだ!?しかも売り物がビールとおつまみ……

どうやら
父親の屋台の手伝いをしているようなのですが、
子供の声に誘われた
お客(孫には弱そうな老人)が来た途端、
危なげな手つきでビールを入れて客を座らせ、

「おじいちゃん『イッキ』できる?」


「すごーい、ね、
もっかいやって見せて?

「おじいちゃんって
お酒強いんだぁ

などと、あれやこれやというまに
老人陥落
しまいには、

「これ絶対似合うよ」

と、老人には
絶対いらないだろうと思われるサンバイザーまで買わせる始末。
もちろんサービスなどまったくない。
むしろ、ビール代高くなってるし
その遠く奥で、
当の子供の親父は勘定だけ受け取り、にやついているのだった……

祭りなんて……
祭りなんてこんなものなのか!?

なにやら酷くブルーな気分に落とされて祭りをあとにした1日でした。
8月25日 弟と久しぶりに口喧嘩。
何だか
二ヶ月ぶりくらいでちょっと新鮮。

ちなみに、今回の喧嘩の原因は
金がらみ
婆ちゃんが、
臨時収入として置いていった二万円のうち、
一万円を私が取り、残りを弟と妹で分けさせた(6:4)ためである

弟「なんで、お前が一万も取るんだよ」

弟の怒りも判らぬはずもなく、もし逆の立場なら私もキレテいたと思いながらも、

「兄だから」
涼しい顔をする私。

結局弟との口喧嘩は、
両者ともに
鉄バットパイプ椅子を持ち上げた時点で示談へと移行。
私が財布から
五百円を弟に渡すと、弟は一瞬感心し、さも一大事のようにこう言ったのだった。

弟「……おれ、百円渡されると思ってたよ」

私はそんなに信頼がないのか!?


兄弟という言葉が
やけに移ろいで思えた1日でした。
8月24日 ふと立ち寄った本屋で、30代くらいのおばさんの横に立つ。
ちょうどおばさんの目の前に位置する感じで、
欲しかった小説を発見。早速手を伸ばす。と、瞬間

おばさん「あっ」


な、なんだよ一体!?


思わず睨みつけてしまった俺に、おばさんは一言、

おばさん「それよりも、
こっちの本の方がいいわよ。
      だってそれ、
主人公死んじゃうし

オチを言うな〜(涙)


思わぬ
お節介なおばさんの出現によって、
私の
本が欲しいレベル急激に落下
本を本棚へ戻す。

しかし、おばさんよ。
いくらあんたにとっては面白いのかも知れないが、
私に「シックス・センス」を進めるとは、
まだまだ青いな……

などと、
ちょっと強がって悲しみを押さえた1日でした。
8月23日 久々に夜の公園を自転車で走ってみると、
やけに
ランニング中のおじさまが多いのが気になりました。
成人男性の多くが太りすぎだといわれるこの時代。
日々、
肉体改造に励んでいるのでしょう。……恐らく運動後にビール飲んで無駄な努力に変えながら

おじさんたちは
立派だと思いつつ自転車を走らせていると、
なぜか
肌にピッタリフィットしたシャツを着ているおっさんが目につきました。
体のラインがばっちしわかってしまうほどぴっちりしたシャツです。もはや、

あえて
体のラインを見せたいと思っているとしか考えられません。

でもあのおっさんどう考えても
体育館すわりできそうに無い腹をしています。

てか
むしろへそが見えるし。

人間の
露出欲求とはそれほどまでに強いのでしょうか。


なにやら新たな知識を植え込まれたような1日でした。
8月22日 関東地方に台風上陸だというのに、
わざわざ本屋に行く私は
勇気があるか愚か者かのどちらかです。

さて、本屋に行ってみると、おかしな人を目にしました。
何がおかしいって、外は大雨。恐らく朝から降っていたに違いないのです。
なぜ傘をさしていない!?

ワイシャツ姿のおっさん(推定年齢30代)は、白いそのシャツをびしょぬれにしていました。
しかも、その下にシャツを着ていないので、
乳首見えてるし
どこの誰が、
雨降る町中でおっさんの乳首見たいっちゅーねん。


でも、あえて言わせてください。
「あなたは漢です」と。



ただ、そのおっさん本屋から去る時には、
ビニール袋を頭にかぶっていました
途中で
痴漢に間違えられなかったか非常に心配です。

何事も準備が大切。
そんなあたりまえの事に改めて気付いた1日でした。

8月21日 今日は大雨です。父がテレビを見ながら呟きます
父「こんな日に外出するなんて
カエルか気の触れた人間だけだな
その時、
背中に鞄しょっていた私はどんな態度を取れば良かったのでしょう……

てか、父よ。あなたは今日
仕事のはず……

疑問を浮かべる私に、父は一言のたまいます

「今日は行く着なくなったから休む

さすが父。


同じ職に、
三年まともにつけない男

言う事が堂々としすぎて、
反論できません。

こんな人に家の家計は託されている……
そんな事実を胸に外へ出た私を濡らすのは、
雨だけではなかった気がします。
8月20日 今日は、カラオケに行ったのです。
フリータイム制のカラオケ店に、
フリータイム終了2時間前に入ると損をした気持ちになるのは私だけではないと思いたい。

さて、カラオケで一体人はどれだけ歌に気持ちを入れるのでしょう。
はっきりいって、好きな人間と二人っきりでも無い限り、
愛の歌なんて私には歌えません。

そう思いながらさりげなく彼女と二人きりじゃ
絶対歌えない歌をいれている自分は
大人です(苦笑)

でも、なんだか
失恋の歌を歌っても虚しくなるばかりなので(自分が)
場を盛り上げようと明るい歌を選んでみました。
……
嘉門しかうかばねぇ(泣き

自分は今
時代に取り残されている
そんな気がした1日でした。

8月19日 人は外見ではない……が、
今日、京浜東北線の電車内で殺人者顔なおばさんを見る。
やけに薄い眉
不自然なほどに角張った頬
今の時代どこでもセットしてなさそうな、パーマっぽい髪型、

そして、極めつけは目。
なぜ、こんな顔の人に限って
アイシャドーを使うのだろう?
もしかすると、
ウケを狙っているつもりなのだろうか?

おばさんが左右をチラチラ見るたびに、
獲物を探しているんだとしか思えなかった。

心の中で呟いたさ
「あ、今ロック・オンしたろ」
って
私だし(涙)

電車内で怖い人と目が合うほど、怖い事は無いと判った1日でした。

8月18日 今日は一日中家の中で本を読んで過ごしました。
そして、HPを改ざん。
……数分後、
未完成のTOPを
上書き保存してしまい
半泣きでネットから前のTopを呼び戻す羽目に
人間なれないことはやらないほうがいいという、
神のお告げかもしれません。
8月17日 ……勝ったと思う瞬間。
友人が連れていた彼女が
ギャル系の頭悪そうな女だったとき。



世の中間違っていると思う瞬間

実はその女は
とある有名な大学の医学部だった

なぜだ。
なぜ何だ日本!!
8月16日 今日は久々に部屋の掃除をしてみることに
30分後。結局、
ブラックホールは撤去しないまま放置(爆
てか、
世の中、
できることとできない事があるのです。
あまりの酷いありさまに、つい現実逃避してしまうのでした。